1989-11-28 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
ほとんどのクラスのソ連軍艦の領海外の行動率は、一九八四年の水準よりはるかに低い水準にある。こういうふうなお話をされたというのですが、どうですか。
ほとんどのクラスのソ連軍艦の領海外の行動率は、一九八四年の水準よりはるかに低い水準にある。こういうふうなお話をされたというのですが、どうですか。
その内容は、伝えられているとおり、ただいま御指摘のございましたとおりでございまして、五月十四日から十六日の期間に北海道西方の日本海上に通常の訓練航海を行っていた数隻のソ連軍艦が存在していた。しかし、これらの軍艦は日本漁船の漁具に何らの損害も与えていない、そういう趣旨でございました。
これは本文は拝見しておりませんけれども、いわゆるマスメディアの報道によると、ソ連が明らかにしたのは、事故海面に——五月十四から十六日の間に周辺海域には数隻のソ連軍艦がいたことは認めたけれども、あとはほおっかぶりのし通しなんですよね。おたくの方は兵藤ソ連課長が対応をされたようですが、この程度の回答というか表明で一応このことは対ソ連については終わっているんですか。
また、四月二十二日には日本海においてソ連軍艦による無通告射撃事件というものも発生いたしました。したがいまして、そういう一連の事件を踏まえまして、外務省といたしましては、この水域での訓練を行うに当たっては、その方法、時期につき慎重に検討する必要があると考えまして、その旨を防衛庁にお伝えいたしました。
○戸塚進也君 先般のソ連軍艦の日本近海の実弾射撃についてお伺いいたしますが、その後、ソ連側から日本に事前通告をしてあると、こういう話でございますが、私はまた別の角度から、それは違う、聞いていないというようにも聞いております。真実はどちらでございますか。 さらに、ソ連に対して厳重に抗議したと聞いておりますが、外務大臣はどのような抗議をなさいましたか。
したがいまして、この当該ソ連軍艦が格別な不可抗力等の理由なくして停泊投錨しておりました場合には、これは不法な領海内の停泊と認めるべきものと考えております。 それから、ただいま資料の御要求がございましたが、ソ連大使館側の説明ぶりを資料として提供するようにという御要請でございましたらば、それは、私、こちらに差し出して差し支えないものと考えております。
外務省は、海上保安庁からそのような通報を受けまして、直ちに在京ソ連大使館のジノビエフ公使を私が招致いたしまして、このようなソ連軍艦の行動のよって来るゆえんについて説明を求めまして、もし正当な根拠がなくしてそのようなところに停泊していた場合には、日本政府として場合により抗議をすることもあるべき旨を述べました。
そこで、ぜひ長官にお聞きしたいのが、三海峡を通航したソ連軍艦の中には核を積むことのできる軍艦は何隻ぐらいあったのか、また、防衛庁はそうした軍艦が核を積んでいたのかいないのかについてどのような見解をお持ちなのか、はっきりとお答えください。
四月の委員会でも申し上げましたけれども、ソ連軍艦に対する誤認行動の事件にいたしましても、今度の空中接触の事故にいたしましても、どこかやはり私は、教育、訓練という面で欠けている点があるのではなかろうか、足りない点があるのではなかろうかということを思わざるを得ないのであります。指揮、統率の能力といいますか、指揮官が末端の者にいかに正確にその意図を伝達するか。
先般本委員会において航空自衛隊のソ連軍艦の誤認行動の一件について質疑応答が取りかわされましたが、私聞いておりまして自衛隊の現実の力の一つの面を見せつけられたような気がするのであります。
しかも、昨年八月にはソ連軍艦に日本の漁船が追突されて十二名中十一名死亡するという、こういうふらちな事件が続いているわけであります。
最近の情報によると、樺太から千島にソ連軍艦が毎日行き来しておるということであります。こういう実態を見て、北海道の人々は、この問題に対して最大の関心を持つておるので、でき得ればもう少し詳しく御説明を願いたいと思うのであります。(拍手) 周東安本長官にお尋ねいたします。国土開発が新生日本の最大事であることは、いまさら申し上げるまでもないことであります。